匂いの原因は脂肪?なぜ肥満は汗かきなのか?

こんにちは!

 

しゅうたです!

 

太っている人は、

・汗をかきやすい

・ニオイやすい

なんてイメージありませんか?

 

太っている人の中には

「自分のニオイが気になる」

f:id:choco1110:20201114221748j:image

なんて人もいるでしょう。

 

実際に、

太っている事と汗をかきやすいことには

関係があります。

 

なので今回は、

太っている人がなぜ汗をかきやすいのか?

についてご紹介します。

 

まず、

肥満者は体温が下がりにくいです。

 

肥満者は、

そうでない人に比べて、

より汗かきの傾向にあります。

 

しかも肥満者は、

ニオイやすい「悪い汗」

をかきやすいので注意が必要です。

 

肥満者が汗をかきやすい理由

はいくつかあります。

 

人間は日常活動を通じて、

体内に多量の「熱」を産生し、

この熱をたえず体外に放出して

恒常性を保っています。

 

ところが、肥満者の厚い「皮下脂肪」は

熱の体外への放出をブロックして、

体温を上がりやすくします。

 

その体温を下げる手段として

より多くの「発汗」が必要となり、

普通の人より

汗をかきやすくなってしまうのです。

 

 

そして肥満者は、酸素摂取量が低いです。

 

しかも、肥満者は普段から

運動をしていない人が多いため、

ちょっと動いただけでも

大量の汗をかいてしまいます。

 

これは、肥満者が一定の運動量に対する

酸素摂取能力が著しく低いこと

にも関係があります。

 

酸素の摂取が十分でないと、

人間は無酸素下の「解糖系」

という方法で運動のエネルギーを

得ようとします。

 

この解糖系でエネルギーを得ると、

その代謝として汗の中の乳酸が増加し、

ニオイが強い「悪い汗」

もかきやすくなってしまうのです。

 

 

このように、汗のニオイが不健康を

知らせてくれることもあります。

 

しかし、自分のニオイは、

自分ではわかりにくいもの。

 

せっかく汗のニオイが、

体の異変を知らせてくれたとしても、

それに気づけなければ意味がありません。

 

そうならないためにも、普段から

自分のニオイを客観的に

チェックしておくことが大切です!